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Notta Brainとは|会議データを横断検索するAIエージェント

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文字起こしサービス「Notta」を運営するNotta株式会社が、2026年1月30日に新しいAIエージェント「Notta Brain」を正式リリースした。名前が似ているため、既存のNottaと何が違うのか分かりにくいという声もある。この記事では、Notta Brainが何をするサービスなのかを公式情報から整理する。

Notta Brainとは何か

Notta Brainは、Notta株式会社が「音声ファーストのAIエージェント」と位置づけて発表したサービスだ。日々の会議で録音された音声データに、社内資料や外部情報を統合し、高度なデータ解析からテキスト・パワーポイント資料の作成までを一気通貫で自動実行するとされている(Notta公式リリースPR TIMES)。2025年12月にベータ版が公開され、ユーザーからのフィードバックを反映する形で2026年1月30日に正式版がリリースされた(ケータイWatch)。

主な機能は4つに整理できる。1つ目は音声データの統合分析で、複数の会議の記録を横断してAIが解析する。2つ目は自動資料生成で、会議内容からパワーポイント資料を即座に生成できる。3つ目は情報検索で、過去の会議記録から特定の合意事項などを瞬時に検索できるとされている。4つ目はWord・Excel・パワーポイント・画像など多様な形式への対応で、正式版ではベータ版に比べて入出力形式が拡充された(株式会社一創)。検索画面やノート詳細画面などNotta内の複数箇所から呼び出せるほか、業種・職種に応じて回答をカスタマイズする設定も追加されている。

「議事録を作るNotta」との違い

ここが最も誤解されやすい点だが、Notta本体とNotta Brainは役割が異なる。Nottaは1回の会議・1本の録音ファイルを対象に、文字起こしと要約を行う単発型のツールだ。会議ごとに議事録を作る作業には強いが、過去に蓄積した何十回分もの会議記録をまたいで検索したり分析したりする機能は主目的ではない。

これに対してNotta Brainは、蓄積された会議データや社内資料、外部情報を横断的に統合・解析するエージェントという位置づけになる。たとえば「先月の営業会議で決まった値引き条件は何だったか」といった質問に対し、複数の会議ログを横断して該当箇所を探し出すような使い方が想定されている。単発の文字起こしで終わらず、蓄積したデータをナレッジとして活用する段階に踏み込んだサービスと言える。すでに議事録AIを比較検討している人は、議事録AI比較2026年8月版で紹介した各社の機能とあわせて、「単発の議事録作成」と「蓄積データの横断活用」のどちらが自分の課題に合うかを考えるとよいだろう。

想定される利用者は、毎週何度も会議をしていて過去の会議内容を探すのに苦労している人や、会議の議事録から資料を作る作業に時間を取られている人だ。会議のたびに議事録を読み返して該当箇所を探したり、決定事項をまとめてパワーポイントに落とし込んだりする作業をNotta Brainが肩代わりできるかどうかは、実際に使い込んでみないと判断が難しい部分もあるが、少なくとも公式が掲げている機能としてはそうした課題に対応する設計になっている。

料金と利用にあたっての注意点

料金体系は、Notta Brainの利用に必要な「AIクレジット」という消費単位で管理されている。Free・Pro・Business・Enterpriseの各プランには、月間1,000クレジットが基本配分として含まれる。より多く使いたい場合の追加オプションとして「Notta Brain Pro」があり、年額93.59米ドルで月間8,000AIクレジットが提供される(Notta公式料金ページ)。クレジットの消費量は機能によって異なり、ナレッジベースへの質問応答が1回あたり100クレジット、画像生成が1枚あたり200クレジット、パワーポイント生成が1ファイルあたり300クレジット、Excel・Word生成が1ファイルあたり200クレジットとされている。なお、出力が成功した場合のみクレジットが消費される仕組みになっているという。

一創の記事など複数の情報源では、フリープランは無料、プレミアムプランは月額1,980円または年額18,920円、法人向けプランは要問い合わせとも紹介されているが、これはNotta本体の料金プランとNotta Brainのクレジット制度が併記されている可能性があり、どのプランがNotta Brainのどの機能をどこまでカバーするのかは公式サイト上で必ずしも明快ではない(株式会社一創)。法人での本格導入を検討する場合は、必要なクレジット量や対応形式を含めて、公式サイトから問い合わせて確認するのが現実的だろう。料金体系は今後変更される可能性もあるため、契約前には必ず最新の公式情報を確認してほしい。

まとめ

Notta Brainは、単発の議事録作成にとどまらず、蓄積した会議データや社内資料を横断的に解析・検索し、資料まで自動生成するAIエージェントとして2026年1月30日に正式リリースされた。既存のNottaが「1回の会議を記録する」ためのツールだとすれば、Notta Brainは「積み重なった会議の記録を資産として活用する」ための仕組みに近い。料金はAIクレジット制を採用しており、無料枠でどこまで実用に耐えるかは使う場面によって変わってくる。過去の会議内容を探す手間や資料化の手間に課題を感じている人は、まず公式サイトで自社の利用量に見合ったプランと機能範囲を問い合わせて確認するところから始めるのが堅実だ。

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